◎令和7年度 阿賀川住民参加型河川管理作業について R7.5.2
本年度、阿賀川・日橋川・湯川の堤防除草作業を受託いたしました。
皆様のご協力のもと、河川災害から地域を守る一翼を担い、安全な河川
の管理や会津の水環境を学ぶ学習支援に今年度も務めてまいります。
今年度の堤防除草は、5月中旬(一部4月作業)から実施する予定です。
流域や河川愛護団体の皆様のご協力をいただき、安心・安全に心がけま
すので、ご理解とご協力をいただきたく、よろしくお願いいたします。
会津阿賀川流域ネットワークは、福島県会津地方の阿賀川流域で活動する
水環境と関わる地域活動団体の参加で設立/運営しています。
阿賀川は、会津盆地では「大川」と呼ばれ親しまれています。下の写真は、会津盆地を北側から見たもので、中央に阿賀川が位置しています。
阿賀川とは、江戸時時代には「揚川」と書いていました。 現在では、福島県の会津地方は「阿賀川」と呼び、県を境に新潟県では「阿賀野川」と呼び区別しています。
江戸時代に会津藩が編纂した『新編会津風土記』には、南会津の源流から田島までは「荒海川」、田島から下郷町湯野上までを「大川」、湯野上から会津美里町本郷までを「鶴沼川」、本郷から下流を「大川」、只見川と合流すると「揚(あがの)川」と呼んでいると書かれています。
また、江戸時代に書かれた『会津旧事雑考』には、「大川」の下流でも会津若松市北会津町蟹沢付近を「蟹川」、湯川村佐野付近を「佐野川」と書かれています。
江戸時代に書かれた藩の命により会津藩士が書いた『会津鑑』には、「揚(あが)川」は、尾瀬沼を出て、只見までを「揚川」、只見から下流を「只見川」、会津坂下町片門から下流をまた「揚川」というとも書かれています。 会津の川は、すべて新潟県境の西会津の阿賀川に集まり、銚子の口(酒のお銚子のように首が狭くなってい事から名づけられています)から新潟県境に流れていきます。
時代により、川の呼び名は変化しましたが、地域の生活に密接な関係があります。
写真2段目は猪苗代湖(イとは「水」、「ナワ」とは奈良盆地のような平な場所、「シロ」とは高いを意味する大和言葉で、高い平らなところにある湖を指します)と磐梯山(「磐」とは神様が住むところ、「梯」ははしごで、神様が住むところまでつながる梯子のような山を意味します)で、会津のシンボルです。
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中央が阿賀川(大川) 会津盆地中央から盆地南側を見た風景

会津若松市湊町中田から見た磐梯山1816メートル 猪苗代湖は標高514メートル

桧原湖から見た裏磐梯 標高823メートル、1888年7月15日爆発。
この時、赤十字が世界で初めて戦争以外で、けが人の救助にあたりました。
裏磐梯と命名されて、2020年は、ちょうど100年目にあたります。
中央の窪みに小磐梯山(現山頂より少し低かった)があり、それが吹き飛びました。
磐梯山の標高は、1816メートルです。桧原湖は標高823メートルです。
大小約500ほどの湖沼があります。与謝野晶子も訪れています。
加盟団体へのリンク はホームページへリンクします
阿賀川・川の達人の会 会津大川の会 会津非出資漁業協同組合
阿賀川非出資魚業協同組合 北会津ホタルをまもる会 田付川の清流を守る会
日本野鳥の会会津支部 会津津ユネスコ協会
−事務局−
〒965−0856 福島県会津若松市幕内東町10番12号
TEL 0242−27−2921 FAX 0242−27−2922

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